2010年06月30日

何も益を齎さない更新を滞らせる5つの失策

 最近、立て続けに「ユーザーを意識すると考慮する事が多く、更新が遅れる」と云った趣旨の話を聞きました。

 この発想、私にはなかったので、正直驚いているのですが、もしかしたら、多くのWeb担当者やサイトオーナーが陥っている失敗かも知れませんので、少しだけ解説してみたいと思います。

:本日の内容は、Webデザイナーやサイトそのものが作品と云う扱いになっている場合には該当しませんので、ご注意下さい。




 第三者の閲覧を意識し過ぎ、情報の更新が遅れてしまうのは、Webマーケティング的な視点から云えば、全くナンセンスです。

 情報と云うものは、その内容にもよりますが、基本的にその特性上、新鮮なものは新鮮な内に発信すればする程、効果は高く、リリースのゴーサインが出てからアップされる迄のラグが小さければ小さい程、期待値は高まります。
 また、Webページにアップされてから検索エンジンにキャッシュされる迄の時間を考慮すれば、それだけ機会損失を招く恐れを懸念すべきであり、益を齎さない処か、マイナスとなる可能性もあります。

 昨今、検索エンジンのアルゴリズムでは、リアルタイム性やフレッシュ度を重視する傾向にありますから、更新性がキーとなります。
 従って、これを理解していればプライオリティは自ずと理解出来る筈ですから、

 以下に5つの失策を挙げ、その対策法もお知らせ致しますのでご参考下さい。

1.デザイン等の見栄え
 第三者の閲覧を考慮し、デザインの統一性や画像配置、美しさ、分かり易さ等、見栄えを気にするあまり、アップが遅れてしまうと云う意見。
 サイトそのものが作品の場合、完璧を期す必要性がありますが、情報と云う観点から考慮すれば、デザイン面の比重は下がります。
 即時性の問われる情報を取り扱う場合、デザイニングは後で幾らでも変更出来ますから、まずはアップする事を心懸けましょう。

2.校了迄に時間が必要
 テキストの質をアップする為、校正を繰り返ししてしまう、と云うパターン。
 1同様、情報の発信性を考慮すれは、その重要度は低い筈です。
 デザイニングの項と同じく、後で幾らでも校正は変えられます。即時性が問われる情報の場合、基礎となるテキストが出来た時点でアップしても問題ありません。
 仮に誤字があっても修正可能ですから、速やかにアップし、閲覧時に再チェックするぐらいの余裕があって然るべきです。
 紙媒体と違う事を理解しておきましょう。

3.公開する際に別担当者や責任者の許可が必要
 チームで動いている場合、校正者と責任者が異なるのは必然的と云えます。
 この場合、組織の問題になる為、単純には云えませんが、そもそも取り扱うコンテンツにおける更新の重要度設定とその取扱権限の割り振りを見直す必要があります。
 即時性を必要としない情報の取り扱いにおいては、然程問題にはなりませんが、インフォメーション系の情報に関しては、リリースポイントを作業担当者に任せる必要があります。

4.分業による作業時間の差異
 3と同じく、チームで動いている場合、テキストとグラフィック、スクリプト等、作業担当者が異なりますし、その作業内容によって当然、作業完了迄の時間は異なります。その為、作業工程の全てが終了する迄アップしないケースも多いと思われます。
 このケースでも上述と同じ様に、緊急性・即時性の問われる場合には、テキストをまずアップしておく事をお奨めます。
 作業そのものは計画立てて動いている訳ですから、先んじても問題がなく、検索エンジンへの反映を考慮した方が良いのです。

5.運用を外注している為に起こるラグ
 安価な運営代行サービスを利用していると起こりえる事です。
 実際、弊社で代行する場合であっても、更新頻度は予め設定済みの為、即時反映は困難です(その為、通常はアップ時から逆算して先にご入校頂くのが最適です)。
 この場合、ページを追加する時には、予めディレクトリやページ名を指定して該当URLを想定し、外部ブログやソーシャルメディア(共に委託せず、自身で運用している場合に限る)に更新内容の概要やニュースを流し、該当URLをリンクしておく等して対応しておきましょう。


 どちらにしても、情報の刷新は必要であり、更新がストップしてしまうとWebポジションは低下します。
 Webページと云うものは、積み上げる事が可能ですから、更新をする限りにおいては幾ら行っても問題なく、アップ後にも適正化する事が可能な訳です。

 フルリニューアルや作品、正確性の問われるコンテンツでもない限り、上書きが可能な訳ですから、完璧に仕上げてから情報発信する必要性はなく、Web全体への浸透性と親和性を考慮し、リリースする事を心懸けて、更新を行いましょう。


 それでは、アリーヴェデルチ♪


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posted by EINS at 18:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | HP制作・運用法 | この記事をはてなブックマークに登録 | この記事をYahoo!ブックマークに登録 | この記事をBuzzurlに登録 | この記事をニフティクリップに登録 | この記事をlivedoorクリップに登録 | この記事をdel.icio.usに登録 | トピックイットに投稿する
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