2010年06月19日

アダルト系サイトが、いまだにスパム投稿を行う理由とは?

 今日は久し振りにこのブログのコメントにアダルトサイトのスパムpostが見られました。

 正直な処、このブログにコメントスパムをしても、大したトラフィックも影響力もありませんから、1ミリも役に立ちませんが、それでもスパムをする訳です。

 一昔前、ブログがバズワードとして賑やかだった頃、ブログへのトラックバックスパムやコメントスパムがアダルト系サイトを中心に流行りました。
 勿論、一般サイト、特にアフィリエイターやインフォプレナーもこれに便乗して荒らし回っていた時期があります。
 現在では、余程、人気のある著名人ブログやアルファブロガーへのスパムしか見られません(大抵、承認制になっておりフィルタリングされています)が、いまだにスパム投稿があるのは何故でしょう?

 今日は、この点について書いて行きます。





 以前、ブログへのスパムがアダルトサイトを中心に流行った時、始めにトラックバックスパム、やがて、コメントスパムへと移行しました。
 トラックバックは、ダイレクトにリンクを指示します。この狙いは、トラフィックそのものよりもバックリンク目当てです。
 トラックバックスパムはバックリンクに最適であった為、流行ましたが、直ぐに「rel="nofollow"」で対策する事が可能でした。
 この後、コメントスパムが多くなります。
 コメントにもnofollowはつきますが、コメントスパムの目的は、バックリンクではなく、トラフィックそのものを目的としています。
 トラックバックスパムと異なり、釣りテキストを用意し、これをツールを使って一斉にバラ撒き、好奇心のあるユーザー、若しくは、情報に疎いユーザーを直接的に誘導する目的で用いられました。

 ブログだけに限らず、掲示板となるとnofollowをつけていようがいまいが、スパムpostの餌食となるのは、上記の様な1ページ当たり微々たるトラフィックをクラスタ化して多くのアクセスを獲得する直接的なスパマーの狙いがある為です。

 何故、この様な古い手法がいまだに失われず、存在し続けると思われますか?

 これは、アダルト系サイトの特徴、アダルトサイト所以、と云えます。

 これらのサイト群は、一般的なWebマーケティングの実施が困難な状況にあります。
 一般的なサービス提供元は、自主的にフィルタリングや掲載基準を設定し、社会的モラルに基づき、これらアダルトサイトを紹介しない様、動いております。
 また、検索エンジンでもフィルタリング対象ですし、PPC広告も使えません。

 となると、アダルトサイト群は、リンクそのものが齎すトラフィックを重視するインターネット黎明期の手法を取らざるを得ない、と云った経緯があります。
 膨大なクロスリンクや騙しリンクは、この様な経緯から成立し、従って、スパム投稿が必然的に増える訳です。
 また、アダルトサイトと云うものは、これらの直接的なトラフィックでも充分、成立し得る特性を有しており、トラフィックを齎すリンクを重視する傾向から必然的にある程度のリンクポピュラリティも獲得して行くと云う結果的要因からSERPsにもそれなりに影響を与える、と云った特徴も持っています。

 非アダルト系サイトであっても、一部アフィリエイターやインフォプレナー、オンラインサービスは、これを真似て、怪しげなスパムを実施している例を時折、見ます。
 これも狙いは基本的に一緒で、トラフィック集めが主ですが、中には、訳も分からずツールを使ってスパム行為を繰り返すだけの者もいます。


 端的に云って、一般サイトがこの様な真似をしてしまったら、全てのマーケティングを無駄にする程、マイナス効果を齎します。
 トラフィックを集めたいのは分かりますが、スパムは全てにおいて規制の対象ですし、スパムをスパムと認定し得るかどうかは、媒体提供者次第ですから、実行すべきではありません。
 これは、検索エンジンへのトラフィックスパムやスパムメールも同様です。
 一般サイトにとって、これらの手法は、百害あって一利なし、です。

 しかし、1つだけ、アダルト系サイトから学び得る部分があります。
 それは、スパム行為ではなく、直接的なトラフィックを重視する、と云う観点です。

 リンクジュース集めの為にバックリンク数を揃えるべく、ペイドリンクやFFAリンクに手を出すのは、検索エンジンスパムに分類される訳ですから、本質的にはスパムpostと変わりません。
 ですが、上述の様な直接的にアクセスを集める事が可能なバックリンクである場合、そもそも、そのリンクポピュラリティを得る事は二の次となりますから、返ってこれがSEO対策に繋がる、と云う訳です。

 これが所謂、リンケラティを獲得する為にコンテンツを最適化する理由であり、トラフィック交換可能な程、洗練され、しっかりとしたチャネル構築が成立しているのであれば、必然的にそのリンクは検索エンジンにも正当に評価され、結果的にSEO効果が高くなる、と云う事です。

 つまり、アクセスを生む事の出来るリンクは、リンクポピュラリティにも最適である、と云い換える事が出来る訳です(厳密には違いますが、分かり易いと思います)。

 リンケラティを獲得する、即ち、オーガニックリンクを獲得するのは困難ですが、トラフィックを生むリンクを心懸ける事が、実はSEO対策にとっては最も重要であり、これが誰からも批判されないホワイトハットな手法なのです。

 これを実践するには、まず、自サイトのリンク箇所を見直す事から始める、と良いでしょう。
 要は、自サイトからの発リンクがトラフィックを渡す事が出来るのであれば、第三者サイトからのリンクも質の点で高まる可能性が高いからです(全てではありません)。
 リンクジュースを渡したくないからと云って、ディレクトリ最下層の動的ページからリンクをし、自サイトだけ多くのリンクジュースを獲得しよう…この様な利己的な考え方が、全てのシナリオを台無しにしてしまいます。

 有益なリンクを構築する、これが全てにおいて基礎となります。
 スパム行為やスパム行為にも似た狡猾な手法は、速度の面において若干の益を齎すかも知れませんが、経過に伴い特定期間を抜き出して見れば、結果的に劣る訳です。

 皆さんもこの辺を忘れない様、気を付けて下さい。
 スパム等と云う小手先の詐術で得るのは、雑魚を早い時期に集めるだけの無計画な悪手でしかなく、大魚を失います。

 まずは、充分な計画性を以て、コンテンツを揃えましょう。
 全ての始まりは、プランニングから。


 それでは、アリーヴェデルチ♪


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posted by EINS at 19:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | HP観察記 | この記事をはてなブックマークに登録 | この記事をYahoo!ブックマークに登録 | この記事をBuzzurlに登録 | この記事をニフティクリップに登録 | この記事をlivedoorクリップに登録 | この記事をdel.icio.usに登録 | トピックイットに投稿する
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