2010年06月08日

クオリティとブランド力は第三者が手にして定める要素

 以前、当方が配信しているニコニコ生放送「ホームページ活用講座」で、クオリティ(Quality)と云うものは、第三者が手にして(購入/利用)、始めて、判断される価値とお伝えした事が御座います。

 本日は、技術や情報からは少し離れ、クオリティとブランド力における自社の判断基準におけるヒントについて、簡潔にまとめてみたいと思います。





 大企業でもない限り、クオリティやブランド力は不要、と考えていらっしゃる方がいたら、それは大きな間違いです。
 寧ろ、中小零細企業や個人事業主であるからこそ、この2点は大事な存在と云えます。

○クオリティ:
 ビジネスにおけるクオリティとは“品質"を指します。
 また、優秀性や上等をも意味する事があり、個々の製品やサービスにおける相対的な指標として判断基準となります。

 クオリティに関しては、コストとの関係性が大きく、本来、費用対効果(Cost Performance)に該当するものの、まとめて評価される事が多々有り得ます。

○ブランド力:
 消費者心理において購買意欲を高めるに値する魅力と訴求力を指します。
 所謂、消費者に対して好意的なイメージを持って貰い、積極的な購買へと誘う力を意味します。競合他社との製品やサービスにおける判断基準となります。

 ブランド力は、クオリティならざる印象を消費者に与えます。それは所有する事で得られる満足度を含み、時にコストがかかっても充足感を得る事が出来ます。


 クオリティとブランド力は、相互関係性を有し、クオリティの継続や顧客満足から為すのがブランド力に繋がり、ブランド力はクオリティを維持・上昇させる必要性があります。勿論、こんなに簡単な関係性では済みませんが。
 兎も角、これらは企業努力の原動力の一因となり、事実、多くの事業において実施されています。

 只、気を付けなければならないのが、クオリティもブランド力も、その判断は消費者にあり、第三者が目にして評価されるものである、と云う事です。

 時折、勘違いされているのが、クオリティを高めれば売れる、或いは、満足して貰える、と云う考え方です。
 この発想の場合、基準が自社判断になっており、本質的なクオリティとは懸け離れた価値観に縛られてしまう事になります。
 従ってこの場合、クオリティを求めても空回りし、仮にクオリティが高かったとしても、消費者の手元に届く絶対数が少なくなる可能性が高くなります。
 要は、利益率の低下を招きます。

 ブランド力においても同じ事が云え、ブランド創生にどれ程優れたアイデアを注ぎ込んでも、これを周知徹底させる必要があり、そもそもブランドコンセプトのプランニングが甘い場合も多々あります。
 ブランド力形成もクオリティ同様、消費者が判断します。
 発案者がシーズや機能性、優位性を唱えても、消費者が興味を示さなければ意味を成しません。シーズ優先のブランド力強化にマーケティングは絶対条件であり、これなくしてアイデアを活かす事は出来ないのです。

 クオリティやブランド力を欲した場合、どうしても内的な活力に囚われ、その判断を見誤る事があります。
 これはシーズ志向を否定しているのではなく、流通を鑑みれば分かる通り、第三者なくして成立しない枠組、と捉えた方が分かり易い、と思われます。

 盲目的になればなる程、死角は拡がり、多くの労力を無駄にしてしまう可能性が高く、必ず様々な判断価値を取り入れ、客観視する必要があります。
 客観視と云うものは、云う程容易くは出来ず、元来、利益を共有するにおいて、完全な客観性を得る事は出来ないものの、異なる要素を取り込む事で判断材料が増え、その基準を広くする事が出来ます。
 これは何も、クオリティやブランド力以外のケースにも該当します。

 アイデアマン?情熱家?理想家?完璧主義者?
 確かに大事です。しかし、これを成功させる為にも、クレバーで現実的な人材も必要不可欠、と云う事です。
 消費者は、皆、一様にクレバーです。
 この事を忘れない様、お気を付け下さい。


 それでは、アリーヴェデルチ♪


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posted by EINS at 19:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | プランニング | この記事をはてなブックマークに登録 | この記事をYahoo!ブックマークに登録 | この記事をBuzzurlに登録 | この記事をニフティクリップに登録 | この記事をlivedoorクリップに登録 | この記事をdel.icio.usに登録 | トピックイットに投稿する
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