2010年05月30日

動画配信の必要性について

 今日は休日と云う事で、軽めな話題にしておきます。
 動画コンテンツ配信が必要か否か、と云うお話です。

 一言で云ってしまうと、業種と目的によって取捨選択すれば良いだけの話なのですが、昨日に引き続き、アクセス解析での検索キーワードに動画の必要性を探している方が多い様でしたので、少しだけ書いてみます。





 弊社では映像制作も積極的に請け負っていますので、会社的には云うべきではないのでしょうが、何でもかんでも動画コンテンツ配信を置けば良い、とは考えておりません。
 不必要、効果が望めない、使途不明、寧ろマイナス印象等、様々な要因から動画コンテンツを止める場合もあります。

 以前の記事「ライブ動画配信におけるリアルタイム性の盲点:映像マーケティング」や「動画配信そのものには大きな意味はない!コンテンツに使われるのではなく、使いこなせ」でも書きましたが、映像コンテンツの本質を見極めて活用しないと、単なる重いコンテンツに過ぎません。
 上記の2記事は、主にライブ動画配信について記載していますが、所謂、保存動画も使い方を見誤ると、効果を得る事が出来ず、コストと時間を浪費してしまいます。

 最近では、恐らく、動画の必要性を検索されている方の中で、外注をせず、自作を考えている方、若しくは、自身で配信する事を目的としている方も多いのでは、と推測されます。

 まず、安直に配信しても効果は期待出来ません。
 以前の記事「使わない、と云う選択肢はなかったのだろうか?効果の程が疑問視されるWebマーケティング」の後半でも紹介した個人経営の居酒屋のライブ動画配信でも述べた通り、多くの場合、配信者のエゴが空回りするだけに終始します。

 一昨日のTwitterのTLには、とある地域のIT業界の飲み会を垂れ流す配信、と云うものがありました。
 正直、居酒屋店主の配信以上に無駄な配信です。
 業界に居ながら、その目的と効果を理解していないのですから。
 金曜日の夜と云う時間帯にライブ放送で飲み会を上映をしても、視聴者はいません。つまり、リスナーの存在を考慮していないのでエゴ配信であり、印象効果を考えると、彼等に映像マーケティングは期待出来ない事を顕しています。

 保存動画であっても、映像尺が異常に長かったり、説明不足のイメージ映像であったり、雑音や早口等、視聴者を無視した傾向になる事があります。
 この場合、映像によるイメージ戦略は完全に空回りし、単にサーバを埋めるだけのデータになってしまいます。

 動画コンテンツ配信を欲した時、必ず、企画を固め、目的を意識し、最低となる影響効果を予測した上、これを網羅出来るか否かを考慮した上、制作、或いは配信をしましょう。
 また、どこで配信するか、と云うメディア選びも必要です。自サイトなのか、動画共有サイトなのか、ライブ動画配信サイトなのか等、メディアによってターゲットも異なりますし、映像によってどの様な効果を期待するかにも関与して来ます。


 これは映像だけに限らないのですが、ホームページ制作やシステム開発、SEO対策、ソーシャルメディア最適化等も含め、必ず専門家の意見を聞くべきです。
 特に、担当者となられた方は注意が必要です。効果を上げる為には、かなり慎重、且つ、充分なプランニングと運用法が不可欠になります。
 効果が上がらず、文句を云われ、予算が減ってしまっては何も出来ません。
 映像コンテンツを試そう、と盛り上がっている時こそ、冷静な意見を聞ける環境作りとアドバイザーを準備しておきましょう。

 ハードがあるから、オンラインサービスがあるから利用しよう、と云う浅はかな動機である場合、動画コンテンツは手を出さない方が得策です。
 苛立ちを覚え、やがて、動画コンテンツへの興味を失います。そうなった時、益々発展する動画コンテンツ配信サービスから遅れを取り、活用者と非活用者との間に埋められない程の差が生じてしまいます。
 この様な結果を生まない為にも、活用するのであれば本気で取り組み、軽い気持ちであれば、すっぱりと使わない、と云う意志が必要です。

 かなり、抽象的、且つ、精神論の様な内容になってしまいましたが、これが事実です。
 誰でも出来るから、と云う語は、ユーザーとしてのハードルが低いだけを意味しており、これを効果的に使える事を指す語ではありません。
 誰でも絵は描けますし、誰でも歌は歌えます。しかし、誰もがプロになれる訳ではありません。
 この基本的な事実をよく理解した上で、動画コンテンツ配信選択の有無を考慮しましょう。


 それでは、アリーヴェデルチ♪


◎この記事を読まれた方は下記のエントリも読まれております。
使わない、と云う選択肢はなかったのだろうか?効果の程が疑問視されるWebマーケティング
動画配信そのものには大きな意味はない!コンテンツに使われるのではなく、使いこなせ
ライブ動画配信におけるリアルタイム性の盲点:映像マーケティング
使うべきソーシャルメディアを取捨選択する7つの基本事項
ソーシャルメディアから自サイトに誘い込む為の5つの秘訣


posted by EINS at 19:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | HP観察記 | この記事をはてなブックマークに登録 | この記事をYahoo!ブックマークに登録 | この記事をBuzzurlに登録 | この記事をニフティクリップに登録 | この記事をlivedoorクリップに登録 | この記事をdel.icio.usに登録 | トピックイットに投稿する
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