2010年05月18日

Twitterマーケティングの基礎:β

 以前のエントリー「Twitterマーケティングの基礎:序」の続きの記事になります。

 かなり多くの方が既にツイッターに注目し、ビジネス、或いは、セルフプロデュースに活用されている様です。

 恐らくは、既に何等かの情報をブログやメルマガ、セミナー等で得て、その手法で取り組まれているとは思いますが、やはり、マニュアル通りと云った印象が強く、個々の業種や目的に特化したオリジナルの活用法を見出せていない方が殆どです。
 凡そ、そのまま利用なされても、思った程の成果を挙げられないであろう事が容易に想像がつくのですが、それもまた結構な事だと思います。
 SMMと云うものは、取り組む際のハードルが低い分、成功させるのが難しい分野ですから、実際に取り組まれて失敗するのも勉強になると思います。

 本日は、Twitterマーケティング基礎編の続きと云う事で、以前の記事よりもう少しだけ突っ込んだ内容を書きたいと思いますので、ご興味のある方はご一読下さい。





◎アカウントの価値

 まず、Twitterにおいて、フォロワー数の量は何等特別な指標にはなりません。
 勿論、フォロワー数を利用した効果もありますが、これからツイッターマーケティングを活用して行く貴方がフォロワー数に左右されていては、上手く行くものも上手く行きません。
 ですから、活用して行く上で、フォロワー数に惑わされない事を大前提として認識しておいて下さい。

始めたばかりだと、フォロワー数の多いユーザーを羨望の眼差しで見てしまいがちですが、フォロワー数が100だろうと、1,000だろうと、1万だろうと、10万だろうと関係なく、フラットに見る様、心懸けましょう。

 フォロワー数は、その目的によって増やすも増やさないも自由です。
 貴方のアカウントの目的次第ですから、マーケティング部とは切り分けておきましょう。

 また、フォロワー数に左右されるユーザーは、少数フォロワーアカウントを軽視する傾向が見られ、多数フォロワーアカウントに追随する傾向が見られます。
 これは絶対にやってはならず、基本的にツイートそのものに反応すべきです。

 この辺りは、業界著名人のアカウントをご参考頂くと分かり易いと思います。
 著名人の場合、概ね、友人・知人・仕事関係のユーザーのみを少数フォローしていますが、リプライやリツイートは無関係に拾っている筈です。
 参考にすると云っても著名人をフォローする必要はありません。その理由については「Twitterで著名人をフォローする必要はない!」をご覧下さい。

著名人アカウントでも、フォローしている知人のアカウントとばかりリプライしている場合、参考にはなりませんから無視しましょう。
 このタイプの著名人アカウントは、セルフプロデュースがそもそも分かっていない、若しくは、既に充分なブランディングを構築しており、完全に趣味でやっている場合に該当しますので参考になりません。


 何故、フォロワー数に左右されない旨、念を押すかと云いますと「アカウントは全て等価」だからです。
 サブアカウントやbotでもない限り、1アカウントには1人以上のユーザーがいます(大抵の場合、1アカウント=1人ですが)から当然の事です。
 フォロー数/フォロワー数は、1アカウント当たりの価値を決める指標にはなり得ません。

 基本的にアカウントは全て等価ですから分け隔て無く扱うべきですが、敢えて、指標を求めるのであれば、リツイートをするユーザーです。
 リツイート、即ち、転載や引用をしてくれるユーザーと云うのは、広い意味で協力者です。
 ツイッターによる口コミ力を最大限活かす為にはリツイートが重要です。
 リツイートされた場合、自身のフォロワーならざるユーザーのTLにツイートが載る事になりますから、効果的です。

 リプライでは引用元となる自身のツイートが転載されていませんから、効果は薄くなります(殆ど、期待出来ません)。
 リプライはあくまでも、特定ユーザーへの呼び掛けであり、所謂、掲示板や日記へのコメントと同じ扱いです。
 ですから、他ユーザーのTLを見た時、リツイートが丸1日1つもなかったら、期待出来ないアカウント、と見ても良いかも知れません。

 と、ここ迄は基礎的なアカウントの価値判断です。
 重要なのは「リツイート数」です。
 基本的にアカウントの価値は等価であるものの、敢えて、価値あるアカウントとして見出す事が出来るのは、このリツイートの有無です。
 これは、フォロワー数が増えた場合等、コミュケーションの必要性が問われますから、覚えておいてみて下さい。


◎アカウントの使い途

 よく目にするツイッター集客法なる語がありますが、余りにも定義が広過ぎますので、分かり易く、TwitterマーケティングTwitterブランディングとに区分しておきましょう(他にもあります)。
 前者は、集客や反響等直接的な効果を、後者は、認知度や周知等間接的な効果を、それぞれ求めます。

 勿論、両方活用する事も出来ますが、なかなか難しいものです。
 始めたばかりの場合、どちらか一方に特化した方が効果を得やすい、と云えます。

 一般に良く目にするビジネスアカウントの場合、マーケティング及びブランディングのどちらを狙っているのかよく分からず、恐らく、一挙両得を目指しているのだとは思いますが、共に上手く使えていない、と思われます。

 極簡単に下に示しておきます。

○Twitterマーケティング:
 主に新規顧客獲得や販売促進の為に用いられる直接的な活用法。ビジネスアカウントがビジネスアカウントたる象徴的な利用法です。
 最も分かり易い手法ですが、各々業種業態によって千差万別な手法があります。キャンペーンやプロモーション等も含まれます。

○Twitterブランディング:
 著名人や企業のイメージ戦略の一環として活用される認知度の向上やサービスの周知、若しくは、親近感や共有意識構築等に用いられる間接的な活用法。
 個人としての知名度、若しくは、趣味レベルでのセルフプロデュースにも利用でき、潜在顧客への効果を意識した利用法です。

○TwitterCRM:
 既存顧客へのサポートやケアに特化した顧客満足度向上の目的とセールスプロモーション用の活用法です。
 所謂、ファンコミュニティとして比重をおき、リピーターの離脱率低下を狙い、同様に、クレームや欲求に応えてサービス向上に繋げます。

○Twitterリサーチ:
 フォローに重点を置き、クラスタ毎の意見や興味対象を新商品開発の為の情報収集として用いたり、時に議題を投げ掛けたりして調査を行う活用法です。
 純粋な情報源としても利用出来る上、特定ユーザーにピンポイントでセールスも可能となります。

○Twitterマネジメント:
 主に社内向けの管理手法の一環として用いる活用法です。位置情報を取得し、且つ、リアルタイムな状況確認や報告等、クローズドで利用します。
 Twitterの持つリアルタイム性を最も上手く活用する手法であり、アイデア次第では社外向けの実営業にも転用可能です。
 Twitterの特性であるリアルタイム性を活かすのが、最も重要です。

 Twitterは、シンプルなツールである一方、自由度が高い為、その手法を選択して目的をはっきりとしておかないと、本当に只つぶやくだけのアイテムになってしまいます。
 アカウントに応じた用法を定めて利用しないと、意外と時間を無駄にしてしまいますから気を付けましょう。


◎ツイッターのポジショニング

 Twitterだけに限らず、SMMにおいて忘れてはならないのが、ソーシャルメディアでのアカウントは、玄関の外、である事を忘れてはいけません。
 TwitterだろうとFacebookであろうとmixiであろうと、公式であろうがなかろうが、必ず、落とし処は自身のブログやサイトでなくてはなりません。
 従って、Twitterのアカウントでのキャンペーンは、街頭販売、に他ならず、フォロワーは基本的には、公道を歩いているもの、だと認識しておく必要があります。

 つまり、Twitterアカウントをどれだけ育てあげても、それは貴方のビジネスの土台にはなりません。
 だからこそ、Twitterでのプロモーションから引き込み、しっかりと成約する仕掛けや仕組みが必要になります。
 同様に、計画性が問われ、実業務や目的そのものとの整合性が必要不可欠になります。

 Twitterの場合、あらゆる数値が分かり易く出てますので、ここに目が行きがちですが、本質的には他のSMMと同様ですから、目に見えない効果を如何に具現化させて行くかが重要になります。

 適当にツイッターマーケティングに挑むと、膨大な時間をロスしかねません。
 基本的に、アカウントの代理運用は不向き(特徴を生かし切れない)ですから、適切な手法を以て、予め最適化しておかなければなりません。
 是非、この辺りもよく考えてからご利用下さい。


 切りがないので、本日はここ迄にしておきます。

 Twitterは誰でも簡単に利用出来ます。
 簡単であるからこそ、逆に奥が深く、考えなしで運用して行くと何1つ益をもたらさないとも云えます。
 特別な知識がなくても簡単にフォロワーを増やす事が出来ます。
 しかし、10万人のフォロワーがいても、全く役に立たないアカウントになってしまう可能性もありますから、是非、お気を付け下さい。

 尚、Twitterマーケティング他、Twitterに纏わる運用法やご相談等御座いましたら、弊社の新サービス「Twitterコンサルティング『シュリッセル』」をご利用下さい。

 また、当方との情報交換やコミュニケーションをお望みの場合には、奇妙な社長 (einsweb) on Twitterにいらっしゃってみて下さい。


 それでは、アリーヴェデルチ♪


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posted by EINS at 15:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | この記事をはてなブックマークに登録 | この記事をYahoo!ブックマークに登録 | この記事をBuzzurlに登録 | この記事をニフティクリップに登録 | この記事をlivedoorクリップに登録 | この記事をdel.icio.usに登録 | トピックイットに投稿する
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