2010年05月12日

Twitterユーザー以外にも積極的にtweetをPRする事で成約率を4%向上

 RBB TODAYの「20〜40代のTwitterの利用率とフォロワー数は?――最新Webサービスの利用に関する調査」と云う記事で、ソフトバンク・ヒューマンキャピタルが昨日、「最新Webサービスの利用に関する調査」の結果を発表しました。

 インターネット関連業界で働く22歳〜49歳の男女400名を対象とした調査で、Twitterの利用率は16%でした。
 図らずしも、普及率16%の論理と合致する様な結果ですが、調査対象者が少ない事とインターネット関連業界と云う層から考えて、もう少し全体的な利用率は低くなると思います。
 只、ちらほらテレビ等でも取り上げられ(取り上げられ方は芸能人と身近に対話できる、と云った意味不明なものが大半ですが)、より利用者数も増加するのではないか、と思われます。

 今回、ちょっと面白い結果が出たので報告がてらに記事にしようと思います。
 と云うのは、Twitterを用い始めて、非Twitterユーザーからの成約率が4%向上した、と云うケースです。


 Twitter経由でTwitterユーザーの購買意欲が高い事は「CONSUMERS ENGAGED VIA SOCIAL MEDIA ARE MORE LIKELY TO BUY, RECOMMEND」と云う記事で紹介されている通りです。

 トラフィックそのものが多いと云うよりは、ランディングした後のアクション率が高く、同様に掲載記事の閲覧や情報確認、認知、伝達においてTwittreユーザーのリアクションは大変、大きく、且つ、有効です。
 これは他のソーシャルメディアよりも遙かに大きく、必然的にCVRも高くなります。

トラフィックそのものの増大、と云う面では劇的とは云い難いですが、新規サイトオープン際には、そのまま活かす事が出来ます。

 今回、紹介するのは、既にTwitterの齎す直接的な効果、即ち、Twitterユーザーからの高い成約率ではなく、非TwitterユーザーによるTwitter経由の成約率が向上したケースについてご紹介致します。


 とある外食関連の実店舗とECサイトを経営されている方がおり、実店舗集客向けにTwitterマーケティングをご提供致しました。
 実店舗向けのTwitterアカウントですから、フォロワーは実店舗のお客様、即ち、リピーターであり、Twitterアカウントのお知らせは、店頭POP、名刺、フライヤー、後はメールアドレスを取得済みの方への送信であり、Web上でのアプローチはしておりません。
 所謂、商圏内のお客様、実際に面識のある方のみをフォロー、フォロワーとするスリムなアカウント運用になります。
 ECサイトの方は、Twitterとは無縁の既存のWebマーケティングを実施中で、特別Twitterとの連動性を行っておりませんでした。
 只、Twitterでツイートするからには、店長ブログやECサイトへのリンクを貼ったつぶやきは幾つか存在しており、TLは公開されています。

 上記の様な条件下でTwitterを運用していた処、成約率が向上し、ECサイトの過去データと比較した処、CVRは平均4%上昇しておりました。

 本運用では、リピーターへのケア用アカウントですから、リツイート数を増やし、口コミによる伝達力を期待した運用はしておりません。
 実店舗集客とECサイト売上を別個としておりましたが、ECサイトへの好影響から調査を致しました。

 調査法の詳細は書けませんが、CVR上昇分、即ち、コンシューマの検索経由や判断基準、動機、アンケート、アクセス解析等からTwitter経由、或いは、tweetを閲覧した事がはっきりし、内、非Twitterユーザーが平均87%おりました。

 これが何を示すかと云うと、能動的なECサイトへのTwitter運用でアプローチする事なく、コンシューマの検索行動においてTwitterの齎す情報は、既に選択指標の1つに含まれており、ブログによる口コミ力は遙かに超えており、また、検索結果との相性の良さと購買際に必要な情報閲覧の容易さをユーザーに与えている、と考えられます。
 つまり、既に情報片として散ったtweetの残留効果は、Twitterアカウント保持者ならざる潜在顧客に対しても有効であり、その検索過程においてTwitterのTLを垣間見る、と云う事が分かりました。
 そして、更に興味深いのは、そのECサイトでの売れ行きに対し、特に大きく影響を与えたのは、リツイートによる情報伝達や拡散ではなく、リプライによるアカウント間の対話にあった事が分かりました(非Twitterユーザーの実に92%がリプライ経由こみでアカウントとECサイトに達しています)。

本事例の場合、特定業種における特定運用下での調査ですから、全てにおいて上記の様な高い数値を上げると断定するものではありません。

 Twitterマーケティングと一口に云うと、どうしてもTwitterアカウント保持者のみへの訴求とアプローチが語られていますが、ブランディング構築とWOMマーケティングにおいては合致箇所は多いものの、所謂、Pull型マーケティングにおける検索結果への影響と購買指標、情報片としてユーザーに共有させる、と云う点迄考慮すれば、更に高い効果を生むもの、と考えられ、実際に数値に顕れて来ます。

 いずれにしても、実行者はアカウントを保有し、活用する必要があり、同様にこれを利用している事をユーザーに伝えなければなりません。

 1つの例として、自身がTwitterユーザーである事を分かり易くする為に、ブログやサイトにツイートを埋め込む、と云う手法があります。
 そこで下記にツイート埋め込みツールを紹介しておきます。

Blackbird Pie
 公式、と云うか、スタッフによる実験公開されたツール。埋め込みコードに難あり。

kwout
 ツイートをエリア指定してカットでき、埋め込み可能。また、埋め込みをせずに、他サイトにPostする事も可能。

QuoteURL
 複数のツイートをまとめて埋め込む事が可能。対話ツイートや関連ツイートの埋め込み等に利用可能。

 上記の様な埋め込みツールによる引用記事の場合、ツイート内のURLも有効になっているので、Twitterアカウントに対して一度、ユーザーをリリースし、購買意欲を高めさせてから再度キャッチする、と云う様な手法にも活用出来ます。
 単純にアカウント名によるリンクよりもCTRが高くなりますから、遣り方次第でユーザーのファン意識を掻き立てる事も出来ます。

 非Twitterユーザーであっても、Webと云う広い海の中では同じです。
 Twitterユーザーであろうがなかろうが、うまくPRして呼び込む事が重要であり、その為にソーシャルメディアを使いこなせる様、心懸けましょう。


 それでは、アリーヴェデルチ♪


◎この記事を読まれた方は下記のエントリも読まれております。
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10日でフォロワー数を10倍にする方法
Twitterの活用法は1つだけではないのですが?


posted by EINS at 21:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | HP観察記 | この記事をはてなブックマークに登録 | この記事をYahoo!ブックマークに登録 | この記事をBuzzurlに登録 | この記事をニフティクリップに登録 | この記事をlivedoorクリップに登録 | この記事をdel.icio.usに登録 | トピックイットに投稿する
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