2010年04月16日

クリック階層の見直しでSEOとCVRを高めよう

 GoogleにおけるSEO対策では既にお馴染みとなったクリック階層(リンク階層)ですが、皆さんはサイト構成を最適化なされていらっしゃいますでしょうか?





 GoogleのMatt Cutts氏の解説ビデオ「How does URL atructure affect PageRank?」では以下のポイントが挙げられています。

・記事投稿日(年/月/日)がURLに入っていると、古いエントリーは敬遠され、新着記事を求められる可能性がある
・記事投稿日(年/月/日)がURLに入っていると、URLが長くなって見辛い
・記事投稿日(年/月/日)ではなく、記事名の方が分かり易い
GoogleはURLの階層深度に注目してはいない
階層が深いURLでもルートページからの直リンクでPageRankは付加される

 ここで大事なポイントは、下の2つです。

 上3つは、好みの問題、ユーザビリティの問題、目的の問題によって使い分けが可能です。
 古い記事は確かに嫌われますが、アーカイブを探る点においてはユーザーに易しくなりますし、ブログと限定した場合、URLの長さや記事名もそれ程ユーザビリティに影響を与えません。
 これらを考慮すべきは、寧ろ、通常サイトの方であり、しかし、目的において投稿日の記述をありとするか、なしとするかは選択可能なレベルと云えます。
 そもそも、SEOとは無縁の話ですから、目的を定めて使い分ける事で充分だと思います。

 階層深度、要はディレクトリ階層の深さを意味しますが、検索結果に対して何等影響をもたらしません。
 いまだに勘違いしてルートディレクトリに殆どのファイルを収納しているサイトもある様ですが、作業効率を悪くするだけで、SEO的には何1つ影響を与えません。

 影響を与えるのはクリック階層、即ち、リンクを何回クリックして目的ページに到達出来るかであり、クリック数が多ければ多い程、クローラーのURL収集作業への障害となってしまいます。
 当然の事ながらクリック数は、ロボットだけではなく、ユーザーにとっても大事ですから、深過ぎるページはコンバージョン率にも影響を与えます。

 ルートページ、即ち、トップページから重要なページへの内部リンクは、より多くのリンクジュースを渡す事になります。
 ディレクトリ階層、即ち、URLの見掛け上での「/」が幾つあろうと、トップページからの直リンクであれば、検索エンジンにとっても、ユーザーにとっても、1クリックで到達出来る、即ち、2ページ目(2階層目)と云う事になります。

 PageRankの受け渡し方を多少知っている方は、時折、バックリンク獲得の為の相互リンクにおいて、上述の逆手を取ってクリック階層の深いページにリンク集を設置し、これを以てクロスリンクを成そうと試みていますが、これは全くナンセンスです。
 自サイトにおいて、全く評価のないページから発リンクを行った場合、当然の事ながら対象サイトも同じ様に、評価のないページからリンクを返すでしょう。
 0評価のページからリンクを貼り、0評価のページからリンクを返されても、リンクジュースは「0」です。
 即ち、無駄、です。
 作業時間分、損をしますから、マイナスと云っても過言ではありません。
 リンクジュースが欲しければ、少なくとも、SEO効果を欲するのであれば、検索エンジンに評価されたページからリンクジュースを与えれば、対象サイトも相応の対処をするでしょう。
 利己的で姑息な発想は、作業時間的にも、SEO効果的にも、サイト担当者の品位としても、マイナス印象しか与えませんから止めましょう。

 尚、URLを動的に出力している場合、その文字列が異常に長くなる場合があると思います。
 URLの長さは無縁、正確にはペナルティはありませんが、インデックスされ辛い(インデックスされる迄時間がかかる)傾向にあります。
 また、ユーザーは、極端に長いURLをクリックしなくなる傾向が見られますから、CVRの観点から気を付けてみた方が良いでしょう。

 更に、データベースの空きを再利用したURLの場合、実コンテンツとSERPsで違いが出る(インデックスされた時期による)場合もあります。
 特にYahoo!ではこの傾向が強いので、動的な生成ページ際には気を付けてみましょう。


 難しく考えず、以下のポイントを押さえておいて下さい。

・トップページからユーザーがクリックして実際に閲覧される事の多いページは、SEO効果も期待出来る(クリック階層が浅い)
・検索エンジンからコンテンツページにダイレクトにユーザーが訪れたページは、評価されている
・コンテンツページへのダイレクトな来訪者がいない場合、トップページから対象ページに直リンクする
・サイト内での迷子ユーザーを軽減すべく、分かり易い内部リンクの設置
・トップページからの内部リンクにも限界があるので、ガイドページ(サイトマップ)やサテライトサイトで見出しを設けて各コンテンツページへリンク
・対象ページ迄のクリック数を減らす。クリック数の減少はSEO効果にも繋がる
・SEO的に評価されるクリック階層は、ユーザーにとっても易しい

 上記のポイントは、技術者でなくても可能なサイト構成法です。

 クローラーさえ潜るのを止めてしまう様な階層に置かれたページ等、ユーザーは誰も見ません。
 自サイトしか見ない管理者は、意外と盲点に陥り易いポイントなので、注意してみましょう。


 それでは、アリーヴェデルチ♪

◎この記事を読まれた方は下記のエントリも読まれております。
A.SEOとSMM、どちらを選ぶ? Q.両方です!
使うべきソーシャルメディアを取捨選択する7つの基本事項
初期市場とリテラシーの高さは比例しない
ソーシャルメディアから自サイトに誘い込む為の5つの秘訣
中小零細企業/起業家向けファンを獲得する10の手法


posted by EINS at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | WEB活用術 | この記事をはてなブックマークに登録 | この記事をYahoo!ブックマークに登録 | この記事をBuzzurlに登録 | この記事をニフティクリップに登録 | この記事をlivedoorクリップに登録 | この記事をdel.icio.usに登録 | トピックイットに投稿する
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。