2009年09月05日

リンクディストーションについて

 ついに書かれてしまいましたね〜

 インフォキュービック社の「検索エンジン評価基準を鋭く分析するSEOブログ」で「Yahooバックリンク評価基準に潜むリンクバラエティという名の黄金比」と云う記事。

 SEO業界では不動の掟として“関連性”を重視したバックリンクが語られており、これは事実な訳です。
 多くのSEO業者がこの関連性に纏わる解釈に明け暮れ、実際、その定義と技術とで様々なSEO対策を施し、結果を残して来た訳です。





 しかし、弊社では、と云うか当方としてはコンバージョン率の観点から(SEOではなく)、非関連性から齎されるトラフィックから成るアクション率の向上を5、6年前から実践して来ておりました。
 技術と云うよりは行動心理学なのですが、関連性に乏しい、或いは無関係な処から生まれる興味、と云うものが少なからず存在し、これが飽和しきった商品やサービスのPRとしてアフィリエイト広告を活用する選択肢の一つでもあるのですが、これがSEO的にも決して不利益にならない、寧ろ、有効性を以て反映されているのでは、との実測を得て、時にこれをご提供して参りました。

 弊社ではこれをリンクディストーションと呼んでおり、Yahoo!のみならず、Googleでも反応し得るSEO対策の一環、と考えております。
 しかも、この反応はGoogleの方が大きい様です。

 勿論、基本となるのは関連性のあるバックリンクです。
 飛躍し過ぎない程度の関連性あるサイトからのバックリンクは適切にSEO効果をもたらしますから、これを処方するのが大前提となります。
 しかし、検索エンジンがナチュラルリンクを最も好むであろう事が前提、と考えれば強固な関連性のみからなるバックリンク群は返って“不自然”なのではないだろうか、と云う発想です。


 例えば、関連性だけに焦点を当てた場合。

 アルバムを購入しにCDショップに行くとします。
 目的のアルバムを購入した後、好きなジャンルの置かれた棚に目を向けます。
 仮に、そのジャンルがHMだとします。この場合、HR/HMのジャンルに置かれている訳ですが、実際、ジャンル区分と云うものには限界があり、欲しているCD、アーティストが見付からない場合が多々あります。
 検索エンジンにおける検索行動とは、これを分かり易くしてくれるものですから、特定ジャンルをより細分化し、括りを小さくすればする程、効果的な訳です。
 従って、関連性のあるバックリンクが効果的である、と云う1つの指標なり、検索エンジンはこれを効果のあるもの、と理解する訳です。

 関連性を少し拡大解釈した場合。

 CDを購入した後、スコアが欲しい、と考え、楽器店に向かいます。
 目的のスコアがあるかどうか探す訳ですが、なかなか見付からない。探すのに疲れたのでギターを見て回る。手持ちがなかったのでピックを買って帰る。
 これが関連性を拡大解釈した場合の行動です。
 検索エンジンのアルゴリズムが関連性に基づくリンク評価を与える理由付け、と云えます。
 実際、拡大解釈した副次的関連リンクも効果があり、これは人が判断する上で自然発生的なリンク、と云えます。

 では、非関連性とはどんな場合か。

 買い物が終わって帰り際、喉が渇いたので喫茶店に入ります。
 コーヒーを飲みながら購入したCDを開け、中の歌詞と解説に目を通す。
 この場面に関連性はありません。
 喫茶店で歌詞や解説に目を通したのは、喫茶店に入った結果であり、見たい為に入った訳ではありません。電車で帰るのであれば、その中で見たでしょうし、家が近ければ見る事はなかったでしょう。
 検索エンジンのアルゴリズムは、この非関連性そのものに評価を与えている訳ではありません。
 非関連性が起こり得る推測の範囲を考慮している。云い換えれば、ナチュラルリンクには、無関係なバックリンクが起こり得る可能性がある、と云う事です。

 この非関連性、無関係なバックリンクを自然発生的に得るであろう可能性を“歪み”と捉え、リンクディストーションの割合を調整するのが、自然発生的リンクを模した極めて人工的なリンクであり、外的SEOの極み、と考えてる事が出来ます。


 自然リンクを極度に洗練された人工リンクで模す。

 これはスーパーリアリズムと云うイラストレーションの様なものです。
 絵画である事が分からない程のリアリズム。或いは、写真以上にリアルに捉える。これにより見た者に“錯覚”を与えるのです。

 リンクディストーションも同じです。
 検索エンジンのアルゴリズムに対し、自然発生的バックリンクと錯覚させれば良く、これがSERPsに好影響を与えるのです。

 関連性のあるバックリンクのみで成り立っていれば、誰の目からみても不自然です。
 要は、関連性のあるリンクはSEO的に好影響、とした常識化した概念を上回るアルゴリズムの賢さ、と云えます。

 普通に考えれば分かる事なのですが、関連性の高さを極論で云えば、同業者同士のリンクになってしまう訳です。
 しかし、もしこれが同じ商店街に並ぶお店だとしたら、競合する他店のPRをするのは何か裏でもなければ困難と云えるでしょう。
 より自然な形を考えれば、理解して頂けるのではないでしょうか?


 これについては、もう少し弊社内だけに止めておこう、と考えていたのですが他にも気付く方がいたとは…

 尚、リンクディストーションの概念は弊社の憶測の範疇ですから、その詳細やデータに関しましては控えさせて頂きますのでご了承下さい。


 では、アリーヴェデルチ♪


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posted by EINS at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | WEB活用術 | この記事をはてなブックマークに登録 | この記事をYahoo!ブックマークに登録 | この記事をBuzzurlに登録 | この記事をニフティクリップに登録 | この記事をlivedoorクリップに登録 | この記事をdel.icio.usに登録 | トピックイットに投稿する
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