2010年04月15日

Twitterドラマ「素直になれなくて」放映時のTLが面白い!

 本日から放送のフジテレビのドラマ「素直になれなくて」、皆さんはご覧になりましたか?

 実は、今日は全く別の記事を書こうかと思っていたのですが、Twitterのタイムライン上で俄に「素直になれなくて」の話題が上り始め、本記事に変更しました。

 Twitter上で話題に上る訳は、Twitterを題材にしたドラマだからです。

 実の処、私はこのドラマ、全く見るつもりがありませんでした。
 普段から結構、ドラマは見る方なのですが、このドラマのキャストに好きではない役者さんがいたので(私がドラマを選択する基準はそんなもんです)、全くノーマーク。
 裏番組を見るか、ニコ生を見るかしながら仕事をしよう、と思っておりました。

 放送時間が近付いてくると、時間帯的にも活気づいて来る頃合ですから、タイムライン上でのtweetも、このドラマの事が多くなり始め、脚本家の北川悦吏子さんのtweetが話題に上り始めました。

 こちらをご覧下さい。

 北川氏はかなり、Twitterユーザーを煽ってますね。

 これに関しては、既に多くのユーザーが反応してますから特別云う事はありません。
 いしかわじゅんさんのRetweetを引用するだけにしておきましょう。

「北川、ケツの穴が小さい。。RT @kila_a_kila: ツイッタードラマの脚本家が、初回の放送終了後にツイッターでwツイッターユーザーに毒を吐くというのは、職業倫理としてアウトでは?ttp://tweetphoto.com/18527767」

後程、@kila_a_kilaさんは、北川氏のtweetが放送前である事を訂正しています。

 実は、twitpicに掲載されたふぁぼったーのキャプチャーよりも気になる点が北川氏のtweetにありました。
 それが下記の4tweetです。

「フォローの人数が少なくてツイッターわかるか?って不思議な問いかけじゃない?何人フォローしようと、ツイッターはツイッターでしょ?ちなみに、ドラマの登場人物もたくさんの人をフォローしてません。」

「なぜなら、私が大勢の人をフォローしたいと思わないから。だって、読めないもん。なるべく私は、その人を知りたいので、フォローしたら、ちゃんと読みたいのです。20人しかフォローしてなくて、ツイッターがわかるか、と言われると、なんか妙な気分。あなたツイッター博士ですか?って言いたくなる。」

「ツイッターの博士号とか持ってるんですかって。言いたくなるの。そうすると、別に、ツイッターってそんな大したもんじゃないでしょ?人のかたわらに、ぼくを使って、便利に。ってある、それくらいのもんでしょってことが言いたいわけです。極論すると掃除機といっしょ。」

「あっ、いや。違うな。今、変なの読んだからだ。ドラマの前にツイッター炎上させれば、数字上がるだろうな、フジに言われてんのかな、みたいなやつ。そんなわけない。そして、ぶっちゃけると、ツイッターはまだ人数が少ないので、数字にはびくとも。影響しないと思われ…。」



 最初の2つのtweetをご覧下さい。
 「何人フォローしようと、ツイッターはツイッターでしょ?」と「私が大勢の人をフォローしたいと思わないから。」の2点。
 先日エントリーした「Twitterの活用法は1つだけではないのですが?」の記事にある通り、Twieerの活用法は1つではありません。
 近日中に詳しい報告を致しますが、異なる活用法があるからこそ、私も社名で取得したアカウントにおいて活用法を変えてみたのです。
 そして、現在進行形で活用法の変更を実施中ですが、このTwieerと云うシンプルな機能のマイクロブログは実に奥が深いのです。

 「ツイッターはツイッターでしょ?」と云う問いに対して、確かにTwitterと云うサービスを利用する上において間違いではありませんが、北川氏の活用法はそのTwitterの極一部でしかなく、開き直る様なものではありません。
 また、「大勢の人をフォローしたいと思わない」に関しても同様で、フォロー数を増やせば、全く違う楽しみ方が見えてきます。
 事実、変更前の私のフォロー数は40名でした。恐らく、40名をフォローしていた時のタイムラインでは、今回、私が“面白い”と感じる事はなかった、と断言出来ます。

詳細は後日、Twitter活用における変更点における中間報告時に掲載致します。

 3つ目にある「別に、ツイッターってそんな大したもんじゃないでしょ?」と云うtweetを見て下さい。
 大体、北川氏が考えている意識がこの呟きの中に集約されている事が分かると思います。

 Twitterが大したものなのか、大したものじゃないのか?
 GoogleやMicrosoftが挙ってTwitterへの対応を発表し、国内でも似た様なサービスを大手がリリースしている昨今において、なかなか大胆なご意見ですが、仮に、大したものではない、と仮定しましょう。

 北川氏は、掃除機に例えていますが…Twitterと云うマイクロブログは、メディアです!
 物言わぬ製品ではなく、ユーザー自身が利用出来るメディアであり、その波及効果は少なくはありません。
 勿論、マス・メディア、特にテレビと比較すれば、それを見るものは少ないでしょうし、私のタイムラインは私しか見られませんから、第三者が等しく実感する事は出来ないでしょうが、少なくとも、自身の手掛けた脚本によるドラマがこれから放送される前に、ちょっと批判されたからと云って、Twitterとそのユーザーを批判するのは筋違いでしょう?

 少なくとも、私はTwitterを北川氏よりは、大したもの、と判断しています。
 マス・メディアと云うフィルター付きのメディアでブランディングを築き、そのブランド力でファッション的にTwitterを使うだけの方(ま、セルフプロデュースの一環でしょう)が、Twitterとそのユーザーを批判するのはお門違いです。
 勿論、流行に乗った、なんとなく、と云った動機でTwitterを利用する事は全然、OKです。
 ライトユーザーが増えてこそ、メディアとしてのパワーは増しますから、どなたでも気軽に利用なされる事をお奨め致します。

 私は、北川氏の云う処の「ツイッター博士」ではありません。仮に博士号がどこかで発行されたとしても、取得するつもりもありません。
 私はあくまでも、Twitterの1ユーザーにしか過ぎません。
 しかし、マーケターと云う立場上、ユーザーでありながら研究者ではあります。
 1研究者であるが故に、模索します。
 Twitterと云うサービスをビジネスに使う事が可能なのか?効果はどれ程なのか?マネタイズ可能なのか?その情報伝達力はどれくらいなのか?媒体の寿命はどれくらいであろうか?ユーザー層は?サービス内での流行廃りは?これをクライアントに紹介する事が出来るか?出来るとすれば、どの様な形で?そもそも、Twitterは何なのか?その面白さはどこにあるのか?…挙げたらキリがありません。

 恐らく、あくまでも推測ですが、北川氏が「素直になれなくて」の脚本の構想にかけた時間よりも長い時間私は考え、そして、その脚本を書き終える時間よりも長い間、私はTwitterと向き合う時間を作っている筈です。

 私は裏方ですから、私自身が考案したTwitter活用法を自身のアカウントで試す必要は本来ありませんが、「Twitterの活用法は1つだけではないのですが?」と云う記事に書いた通り、ちょっとした切っ掛けから、特定の目標迄、アカウントを育てるつもりです。
 そして、その目標は、後2、3日でクリア出来ます。

 さて、少し話が脱線したので元に戻しますが、北川氏の4番目のtweet「ツイッターはまだ人数が少ないので、数字にはびくとも。」ですが、確かにテレビを日常的に視聴するユーザーは少ないと思います。
 凡そ、Twitterユーザーの中で、私程テレビを見る者は少ないでしょう。
 しかし、日常的なテレビの視聴者である私が、今クールのドラマの中でノーマーク、即ち、見ない、と決めていたドラマである「素直になれなくて」を見る事になったのは、明らかにTwitterの影響です。
 しかも、それは北川氏やフジテレビの広報によるtweetではなく、私がフォローしているTwitterユーザーさん達の呟きが誘った結果です。

 何故、見るに至ったか?

 簡単です。私の癖でもありますが、批判するにしろ賞賛するにしろ、喰ってみなけりゃ分からない、と云う持論に従った迄です。
 フォローしているTwitterユーザーさん達によるタイムラインが、ドラマ視聴への期待値を高め、自身の持論に従って、ドラマの視聴に至った訳です。

 当然、本作品がこの様な効果を期待して、つまり、話題性を取り入れ、WOMマーケティングを仕掛けたのは分かります。
 そして、見事に釣られた訳ですから、本作品で楽しませなければなりません。
 これは先週書いた記事「「釣り」が上手くいっても評判を下げてしまえば意味無し」の通りです。
 釣ったからには楽しませなければなりません。

 北川氏は、数字にはびくとも、と書いてありますが、関係者は本当にそう思っているでしょうか?
 視聴率が下がる一方のテレビ業界です。0.1%でも数字が欲しいのではないですか?
 人気脚本家と云う立場から、侮っているのではないでしょうか?

 「素直になれなくて」を見た私個人の“素直”な感想は、普通、です。
 別に、悪いと云う訳ではありませんし、北川節がよく出たドラマだと思います。
 残念な事に、個人的に好きではない役者さんが出ている為、脚本が普通であっても、私にとっては、かなりのマイナスです。
 しかも、この“普通”と云う感想、よくありません。
 普通なもの等、毎週定時にテレビの前に座して迄、見ようとは思わないからです。
 つまり、何か特別な事でもない限り、来週は見ません。
 見るとしたら、私がその時間帯、Twitterのタイムラインを見る事が出来る環境にあり、そのタイムライン上でネガティブな意見が盛り上がったら視聴する可能性は高まります。

 分かりますでしょうか?

 本作品を見る限りにおいて、少なくとも私個人は、既にTwitterありきでないと、このドラマを視聴する事は有り得ないのです。

 北川氏の言葉を借りるのであれば、本作品は「それくらいのもんでしょってことが言いたいわけです。」、はい。

 ちなみに、私は北川氏の脚本、元々、嫌いではないと云うか、昔の作品、見てました。
 但し、冒頭で述べた通り、キャストによって見るか見ないかの8割方を決めてしまう程、浅いユーザーですから、脚本家のネームバリューで作品を見ていた訳ではないのも確かです。


 さて、実はこれが最も大事、と云いますか、タイトルが示す通りなのですが、本作品の視聴に当たって、良かった点があります。

 それがTwitterのタイムラインです。
 視聴時、私のフォロー数は1,650名ぐらいだと思います。
 全てのユーザーがオンしていた訳ではありませんが、これがなかなか壮観でした。
 秀逸なtweetが相次ぎ、実に楽しくタイムラインを見る事ができ、Twitterなめでドラマを見る様な感じでした。
 過去、これ程楽しい実況はありませんでした。

 ニュアンスとしては、賛同者の多い視聴になりがちなUstreamより、突っ込みを入れながら見るGyaOジョッキーやニコニコ生放送に近く、しかし、出演者がこれに反応出来ない一方通行性から考慮すれば、ニコニコ動画やzoomeの様な感覚でドラマを見ながら、tweetして行く、と云った感じです。
 そして、そのtweetは、何等かのフィルターによる指向性が与えられている訳ではありませんから、所謂、生の声、が踊る訳です。

 私のタイムラインでは、殆どが批判でしたが、極少数の擁護するtweetもあり、勿論、フジテレビの公式ページに行けば、絶賛の嵐、な訳ですから、私としては実に公正に視聴する事が出来ました。
 ちなみに、私自身の感想は、先程も述べた通り、普通、なのですが、大いに疑問が残るのが、Twitterが“出会い系ツール”の様に描かれていた点でしょうか。

 明日からが怖いです。
 このドラマを見て、出会い、を求めた一部のユーザーが、Twitterと云うコミュニケーションを楽しむのではなく、只々、出会う事だけを楽しみ、そして、その中には得体の知れない連中が現れ、犯罪行為や違法行為の触媒としてTwitterを蝕むのではないかと。
 もし、これが現実に起こった時、マス・メディアは何と報道するのでしょうか?
 Twitterは、出会い系の温床、と書くのでしょうか?
 その時、このドラマの事は触れられるのでしょうか?


 取り敢えず、今日の処は「素直になれなくて」を見たTwitterユーザーの多くが「素直になれて」良かったです。

 そうそう、どなたか北川氏にリストの作り方をお教えしてみては?
 フォロー数が多いと読めない、との事ですから。
 尤も、この手の場合、他者の意見や情報に興味はなく、自身のプロモーションにしか使わないでしょうから、無意味でしょうけどね。

 昨日の記事に引き続き、どうして文化人と云う輩は、本質を見抜く努力をしないのでしょうか?
 甚だ疑問を抱きつつ、今日はこのぐらいにしておきます。


 それでは、アリーヴェデルチ♪


posted by EINS at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | この記事をはてなブックマークに登録 | この記事をYahoo!ブックマークに登録 | この記事をBuzzurlに登録 | この記事をニフティクリップに登録 | この記事をlivedoorクリップに登録 | この記事をdel.icio.usに登録 | トピックイットに投稿する
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