2010年03月08日

特定業種特化型ホームページ制作サービスの落とし穴

 これ、書いても大丈夫でしょうか?
 怒られるかも知れませんが、迷惑を被ってるので警鐘がてらに少しだけ書いておきます。

 皆さん、たまに見掛けませんか?
 特定業種専門でホームページ制作やシステム開発を行っている法人、若しくは、SOHO。

 システム開発の方は、業種によって様々なノウハウが必要なので、特別、疑問視する必要性はありませんが、ホームページ制作の方はどうでしょう?
 勿論、ホームページ制作においてもノウハウは必要ですし、業種によっては法的な精査や必要とされるマーケティングが各々異なりますので、この場合、特化していても問題ありません。

 今回、ここで問題にするのは、特定業種専門の“Webデザイン"に関してです。

Q.デザイニングで、業種を特化する必要ってありますか?
A.いいえ、ありません!

 各業種によって、どの様な見せ方にするか、若しくは、ホームページそのものの目的によってデザイニングは大きく異なりますが、業種別にデザインが異なる訳ではありません。
 強いて云えば、ある程度の方向性がある、或いは、流行廃りがある、と云った程度です。何も、型にはまる必要はありません。

Q.では何故、特定業種専門のウェブデザインを請け負う業者があるのですか?
A.業者の都合でしかありません!

 端的に云って、テンプレートを持っている、只それだけに他なりません。
 基本となるレイアウトを有しており、テキストと画像の組み合わせを変えるだけです。勿論、画像加工やイラスト制作はありますが、それだけです。
 従って、このタイプの場合、構造は同じ、側だけ変えた「焼き直し」のサイトになる訳です。

Q.テンプレート制作は悪い事なのですか?
A.いいえ、悪くはありません。

 但し、ホームページを活用したマーケティングを期待する事は出来ませんし、期待するべきではありません。
 考えてみて下さい。
 既に出来上がった“型"の中に、テキストをコピペし、画像を当て嵌めるだけの作業です。他の作業と云えば、画像加工かイラスト制作ぐらいでしょう。
 この作業工程の中に、プランニングもディレクションもマーケティングもマネジメントもありません。
 つまり、単にホームページを持っておこう、と云う観点で云えば、テンプレート制作で何等問題ありませんが、ホームページを活用して認知・集客・反響を得ようと考えた場合、合致し得ない事が分かると思います。

Q.ですが、マーケティング等についても別途サービスがあるらしいのですが?
A.恐らく、提供サービスでは何等恩恵はありません。

 凡そ、時代遅れ、若しくは、極々一般的な対応策しか講じる事は出来ず、満足行く結果は得られないでしょう。
 内的SEO対策は絶望的ですし、外的SEOに至ってもブラックハット、Webマーケティングの知識や技術に乏しく、解析も殆ど出来ないでしょうから、使い古されたステレオタイプ一辺倒と云えるでしょう。
 そもそも、制作そのものがステレオタイプな訳ですから、期待すべきではありません。


 全てではありませんが、特定業種に特化した業者の場合、流れ作業になります。
 打ち合わせの回数が多かろうが、親身になって話を聞いてくれようが、サポート体制が万全であろうが、安かろうが、そもそも出来る事が限られている訳ですから何も期待出来ませんし、何も生まれません。
 正に、無駄なホームページ、になってしまいます(持っているだけで良いならOKです)。

 では、どの様に見極めれば良いのか?

 まず、貴方の業種を考えてみて下さい。
 貴方の業種は、競合が多いですか?少ないですか?

 競合が多い場合、業種特化型の業者は使わない方が賢明でしょう。
 理由は簡単です。
 業者にとって、クライアント数を確保できる業種は営業がし易く、且つ、キーワード選定が楽なので、そこに集中して広告を打つ、若しくは、SEO対策するだけで済みます。
 そうです。業者側が楽なのです。

 競合が少ない場合、業種特化型でも良いかも知れません。
 しかし、気を付けて下さい。
 もしかしたら、その見付けた業者のサイトはサテライトサイトかも知れません。
 ニッチなキーワード毎に量産したサテライトサイトから受注するだけで、そもそも特化等してない可能性もあります。

 残念ながら、相見積では分かりません。
 傾向的には、思ったよりも制作費が安い、と思ったら黄色信号です。
 正直な処、“思ったよりも安い"は、結果的に高くつきます。何故なら、無駄だから、です。


 単純に云って、本当の意味で特殊なシステムやコンプライアンス等が必要な業種以外、業種特化と云うのは、不必要です。
 寧ろ、様々な業種やサービスの制作に携わった業者の方が、多くのヒントやアイデアを有しており、当然の事ながら適応力も高く、技術や情報も多く提供出来るのです。
 本来、特化する必要性のない業種に対して特化させているのは、検索エンジンの特性を僅かに利用しただけの手法でしかなく、決して、オーソリティーとは云えません。

註:既に、その特定業種においてオーソリティーとなっていれば別です。


 何故、この様なお知らせをしたかと云いますと、冒頭で述べた通り、迷惑行為が絶えないからに他なりません。

 特定業種のウェブ制作を請け負った業者達が、マルチポストをしていたからです。
 大方、SEO対策と称して行っているのでしょうが、明らかなブラックハットだったので調べてみれば、テンプレ制作で、役に立たない処か、ペナルティしか生まない行為にうんざりしたからです。

 本当に注意して下さい。
 結構、多いんですよ、出鱈目な処が。


 一応、こう云うのを見分ける為に、弊社ではWebセカンド・オピニオンサービスをしています。
 初回無料ですから、気になった方は、お電話頂いても構いませんし、メールでお問い合わせ下さい。


 それでは、アリーヴェデルチ♪


posted by EINS at 21:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | HP観察記 | この記事をはてなブックマークに登録 | この記事をYahoo!ブックマークに登録 | この記事をBuzzurlに登録 | この記事をニフティクリップに登録 | この記事をlivedoorクリップに登録 | この記事をdel.icio.usに登録 | トピックイットに投稿する
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。