またも久し振りのエントリー。忙しい事はいい事ですが、記事くらい書く時間が欲しい処ですね。
今日はiPhone発売前日と云う事でその魅力についてを〜…ではなく、「
Lively」についてちょっとだけ触れてみます。
米国時間7月8日、Googleは3Dオンラインソーシャルワールド「
Lively(β版)」を
オープンしました。
簡単に云いますと「
Second Life」や「
meet-me」のような3Dオンライン仮想世界でのソーシャルネットワーキングサービスです。
以前も書きましたが
3DオンラインSNSはアイデアとして素晴らしく夢広がるツールです。これは疑う余地はありません。しかし、現実がこれに追いついていない様です。
現実、と云うのは何も“
社会”や“
生活”を指すものではなく、3DSNSそのものの導入と利用法が全く浸透しておらず、尚もハードルが高いと云う現実にあります。
Webサービスがここ迄浸透し、
eコマースやWeb広告の収益が右肩上がりなのは偏に“
煩わしさからの脱却”に他なりません。
サービスを利用して返って煩わしくなる様なサービスは浸透しません。要は面白いか否かがキーになり、汎用性の高い日常的なサービスには成り得ません。そう云う意味で3DSNSは未だ未成熟なのです。
現に鳴り物入りで日本に上陸した「Second Life」もキャズムに嵌ってしまい(キャズムなんてものがあれば)、メインストリーム市場に上がって来ません。
極々簡潔に考えて、3DSNS、と云うか
メタバースビジネスが発展する為には導入の易さと利用法の細分化でしょうか?
コミュニティに特化するか、コマースの
サポートか、ゲーム性の必要性か、或いはアフィリエイターの様なネットビジネスに関心度の高いユーザーか、ターゲットを絞る必要性が生じるでしょう。何でも出来る、と云う売りが逆に、何をしたら良いのか分からない、と云うユーザーを生んでしまっては広がりません。同様に時間経過によるサービス対象者間の格差をどう埋め合わせるのか、開発者には問題が尽きません。
仮にニッチなターゲット層を狙って提供したとして、開発費や維持費の高いメタバースがニッチなユーザー層だけで成り立つかどうかがネックです。
開発もユーザーに取っても難しいこのメタバース、普及してゆくのでしょうか?
さて、「Lively」なのですが、上述の問題点をクリアするだけの資金力と技術を持つGoogleの事ですから既存サービスよりは期待値は高いと云えます。
しかも、そのコンセプトは現実社会にこのLivelyを追加して生活の一部とする、との事。これだけやる気があるのであれば期待するしかないでしょう。
しかし、オープンしたばかりのβ版を見る限り………先は長い様です。
利用する為には
ソフトウェアを
インストール必要があり、今の処、
Windows版しかありません。ブラウザはIEか
Firefoxに限られ、仮想通貨もありません。エンドユーザーによるプログラムへの対応もしていませんから単純にLivelyと云うメタバースを見て回る程度しか出来ません。果たして、イノベーター達を繋ぎ止めておくだけの開発速度をGoogleは提供してくれるのでしょうか?
難しい話は無しにしても、せめてアバターのデザイン、何とかなりませんかね??
期待はしているので追い掛けてはみます。メタバースが発展するのか衰退するのか、今のままでは後者でしょうからLivelyの今後を待ちましょう。
メタバースがAmazon並に手間要らずとなる事を期待しつつ、新たなWebマーケティングを模索して行きましょう。
posted by EINS at 14:05
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